遠ざかるあなたの影 追いかけることもできなくて ただ一人立ち尽くす道は いつか二人で歩いたね 会えない日々がつのるほどに 思いを寄せることに疲れて 寂しさからまるで逃げるように 家に帰らなくなった あんなに愛してくれたあなたのこと どんなに思っていたのかなんて もう届かない「さよなら」残して あなたは振り向かない どれくらいの時間があれば 忘れ方を覚えられる 行き交う人ごみの中にも すべてを探してばかり 諦めきれずにあなたのページ開いて あの頃の夢をもう一度見てみようか 息詰まる夜一人行く宛もなく まるで迷子のように あんなに愛してくれたあなたのこと どんなに思っていたのかなんて もう届かない「さよなら」残して あなたは行ってしまった 受話器に手を伸ばしても もう声にならないから