折れた刃のように痩せ細る月が君の肩越し深く胸に刺さった
どうしたら誰も泣かずに君を奪い去れる
瞳の奥で揺れる波紋がゆらりと伝えてく惑いまで
見つけて手にしたただ一つを愛じゃないものに壊してしまった
確かめきれずにまだ焦がれる痛みの在り処を今も探せない
賛成の雨ゆるく溶かしてく傷つくことに既に慣れた世界を

知ってても明日はなくても僕らただ濡れてた
時間ごとに止まる噴水 そこだけ永遠があるような
抱えた守れるものを全て恋に触れた時失くしてしまった
窓越し遠くで曇った夢 僕らは二人で何を見ている
踊る風無邪気なままで微笑みながら追いかけてる

季節の過ぎる眩さによって見知らぬ森に迷い込んで行く
惑うまま
見つけて手にしたただ一つは愛にはなれずにきっと最後まで
抱えた守れるものを全て恋に触れた時失くしてしまった
確かめきれずにまだ焦がれる痛みの在り処を今も探せない