たゆたう水面に映す面影は
静寂に沈みゆく
浅き夢残し
何かを失くしても
それに気付けぬ愚かさ
閉ざされた記憶には
霧がかかったようで
永遠の自由は孤独を嫌う
誰かは言った
逃れぬ運命なら操ればいい
答えは出せないまま

救いを求め伸ばす指先
触れるものなく何処までも溺れ
叫びの声は闇夜に溶けて
失くしたことはもう言えないでしょう
ただ、愛されたくて

罪に満ちるそんな感情を
持て余し咲き潰し血の雨を降らす
焼き付き離れない笑顔見えないふりして
本当は気付いてる今も求めてると
ただ一人のために全てをかける
無垢な愛とは
持ち合わせた全て犠牲にしてた
時を戻せたならば

素直になれず永遠の後悔
今宵も空に浮かぶ赤い月
そっと目を閉じ隠した涙
失くした言葉吐息が震える
ただ愛が欲しくて

巡り会う確率繋がる奇跡
思い合う夢
霧が晴れるように朝が近づく
懐かしい音がしてる

救いを求め伸ばす指先
触れた温もり熱を覚えてる
咲き火の声は歓喜に溢れ
失くした言葉優しく包んで
今、君に伝えよう