ながくながい旅路に
ぼくはきみに恋した
きせつめぐりしぐれつき
こころをそっとぬらす

ときがなにかかえるなら
どうかどうかそっとして
きみとあるくいまだけ
しずかにとまっていて

みずべのほとりに
つづいたWinding Road
こんなふたりには
おにあいなんだろう
ひとつのかさがかなしい

まだきみがすきだから
すなおにうけとめられずに
このあめにながされて
すべてがうそだと
もういちどほほえんで

ふかくふかくたばねた
ゆびをそっとはなして
さいごにみせたつよがり
ほんとうははなししたくない

ずっとこれからも
わすれはしないだろう
きみがこいしても
ぼくがこいしても
たしかにかんじたえいえんを

ただきみがすきだった
きもちにうそはないのに
どこかでかけちがえた
ぼたんをはずせないままになった

もうすぐふゆがやってくる
このゆびかじかむまえに
やっといまはずせてよかった
つめたいかぜにはまけそうだから
ぬくもりのこったままならおわれそうで