ぼくはことばをなくす こいしたにんぎょうのように ふかくへ ふかくへ やみをおよぐ 'あのころよりすこしつよくなれたら あなたはきえてなくなるはずだった' いつまでも いつまでも きおくとゆめのはざまで ぼくはまだ いまもまだ こころがゆれている つぼみからはながさく きせつはめぐりいくけれど いかないで いかないで ひとりにしないで てんごくのめがみさまが ぼくとあなたのあかい糸で ほつれたふくをつむいで ひまつぶしをしているみたいね ぼくはことばをなくした なみだをながすにんぎょうのように さびしさとあなたにおぼれながら いまも、ふかく 'あなたはいまでもおぼえてますか?' かんがえていたらかなしくなった いとしくて いとしくて こいにこがれたなつのひ ぼくはまだ いまもまだ あなたにゆれている かこをいきるこのへや くらくてさむいくうかん のーとのすみのらくがき ほこりまみれのくちびる ほしのかがやきはまた あさのひかりにおかされ ひとつふたつきえていく そのすべてがこわい さびしくて さびしくて あなたおもう、それだけで せつなくて せつなくて こころがくるしい ときはただ、すぎていく ぼくをゆびさしてあざわらう あいたくて あいたくて つきひがすぎていく