風吹けば夢のまにまに
ゆくあてのないぼくはうたう
夢花火 空のかなたへ

ずっとずっと夢をみていた
やっとやっときみをみつけた

ふたり歩いた小道 なぜか大きく感じるんだ
きみの写真を抱いて ひとりきり眠る

風吹けば夢のまにまに
ゆくあてのないぼくはうたう
きみは今浮世の中で
笑ってくれますか

ずっとずっときみをさがして
やっとやっときみをみつけた

夏の夜には浴衣を着てはしゃいだ帰り道
またねと話す距離が無限になる

きみが好き きみだけが好き
たしかめあえたあの日はもう
夢花火 空のかなたへ
消えていくのですか

さよならを口にするたび
きみに会えない気がするんだ
この声が時間を超えて
届いてくれるよね

ねえねえずっときみのこと

風吹けば夢のまにまに
ゆくあてのないぼくはうたう
この声よ 月夜を超えて
届いてよねえ

もういちど もういちどだけ
きみに幸せと言わせたい
もういちど もういちどだけ
きみに会いたいだけ

きみが好き きみだけが好き
たしかめあえたあの日はもう
夢花火 ぼくを残して
消えていくのですか

ねえねえ