Majogari

Kalimero

あるあめあがりのごご   まどのそとをなんとなくみる
だれかぼくをよんでいるこえが

"こっちへおいでよ\"

めをさましておもった   どれくらいねむったのだろう
そしてこえはおおきくなるだけ

"こっちへおいでよ\"

うたをうたいながらうしろをふりむかずに
ながくくらいみちをひとりあるいてゆきます

どうしてどうしてひとはうらぎりを
なんどもふりかえすあざむきつづけて
このまますべてをわすれてしまえば
すくわれるすくわれるだれかぼくにてをさしのべて

かられたいたみはいえることはなく
うずいてうずいてどうしようもなく
やがてはいのちもつきるときがくる
そのひまでそのひまでおまえのことをわすれない
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