きみのことをごかいしてたんだ
ぼくをしらないっておもってたんだ
じゅうぶんきょりをおいたつもりが
ずっとぼくはみられていたのか
ひとつあいたはじっこのぶらんこ
かぜのようにぐうぜんすわって
こぎはじめてしばらくしてから
"いつもここにいるのね\"といった
ゆらりゆらりゆれてたから
きみのこえがゆうやけに
すいこまれてしまいそうだ
いまぼくも
ゆっくりぶらんここぎながら
おいつこうとしたよ
あとすこし
もうこれからは
ことばなんかなんにもいらない
まえへうしろへ
ぼくらはただそらをおよいだ
こいについてかんがえたことも
きみがいとしいっておもったことも
ちいさなためいきにかえたけど
いつかきみとはなしてみたくて
あきのおわりかれはがまうころ
かえりみちに何度もかよって
あのべんちでだれかをまってる
きみをいつもとおくでみていた
なぜかきょうはさみしそうだ
ながいかみがたなびいて
だれかがえがくでっさんみたい
ひとりきり
こころはぶらんこならないまま
Página 1 / 2あるいているんだね
あのみちを
ほらほしぞらが
このつまさきのむこうにひろがる
ぼくでいいなら
このままいちばんそばにいるから
もうこれからは
ことばなんかなんにもいらない
まえへうしろへ
ぼくらはただそらをおよいだ
いまゆめのなか
じかんのかわがしずかにながれて
たったひとつの
ぶらんこだけがここでゆれてる
Página 2 / 2