風に触れた闇は揺れて 奏でた音色 静けさを舞う 浮かぶ月 見つめる僕の目は 何色なんだ 震えるこの手は いろんなもの全部 欲しがっているなんてさ 滑稽だろ そうさ僕らもがき続けてゆくmonster 目に映るもの全て望んだ ためらう暇なんてないから そして空を分かつ月の灯りの下 羽根のもないのに飛ぼうとするんだ どんなものも犠牲にして そっと話した君の手はせ 今もどこかで暖かいと 自分に言い聞かせるこの声は 覚えてるんだ 体に零れた 影は息を吐いて ひとときの透きに赤く染めた そうさ僕らもがき続けてゆくmonster 触れる全て壊してしまうんだ 振り返る余地なんてないから そして明け焼ける東の空の下 描く幻想に酔いしれるんだ 胸の奥に隠して 不安に噛みつかれたこの足は それでも進むことを止めはしない 太陽と月が重なり影を落としても そうさ僕ら永遠を求めてゆくmonster 意味も別れずにただ向かうんだ 浜辺合わせさえ知らないから そして空を分かつ月の灯りの下 いつか羽ばたけると夢見るんだ 全て焦がす暁へ 迷いなんて見当たりはしない 鋭い瞳が 闇から見つめてる 流れ落ちる血の匂いを鍵分けて 心の奥の方声が響きてる 全てを手にせよ、さぁ全てを手にせよ