よるのやみにすがたをとかしてみみをふさいでめをつぶった
にくむべきはわたしのおさなさとつけいるようなあなたのやさしさ

tick-tackときをきざむたびにゆらゆらゆれてみえなくなる
なんどなおしてもみかんせいなぱずる
さいごのぴーすはあなたじゃない

あしたにはきえてしまういつわりのじかんとして
からまりあってつたえあったおんどでさえ
かえるばしょへもどるころにはもう
うまれかわったらふたりだけのせかいでまたあえますように

まどのそとにこうかいをうかべながらまもれないやくそくをかさねる
みにつけるはつみのないかしこさとふかんぜんなわたしのやさしさ

tick-tackときがちかづくたびゆらゆらゆれてひきとめてしまう
どんなかたちでもはまることない
さいごのぴーすはわたしじゃない

あしたにはきえてしまういつわりのじかんとして
たしかめあってつたえあったことばでさえ
かえるばしょへもどるころにはもう
できることならであうまえのわたしにまたもどれますように

まだのこるきたいがおともなくくずれさりちらばっていく
たとえどんなにどんなにひろいあつめたとしても
そこにはもうなんもない

あしたにはきえてしまういつわりのじかんとして
からまりあってつたえあったおんどでさえ
かえるばしょへもどるころにはもう
うまれかわったらふたりだけのせかいでまたあえますように
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