めをとじると うかびあがる あわくてやさしい、さくらいろ さいごのこえは「おやすみ いまもみみのおくでくりかえす どうしてもこえ、ききたかった きみにあいたくて でもあえなくて こんなきもちも こんなことばも ぜんぶきみがぼくにくれたもの たいせつなおもいだから わすれられたさくらのき さわがしいまちで はるをまってた いつかきみとくぐりぬけた まちはずれのさくらなみき あのふうけいを ぼくはひっしで めにやきつける わすれないように きみにあったひ きみにあえなかったひ ただおもいだしてる あわくてやさしい、さくらいろ きみにあいたくて でもあえなくて ただおもいをはしらせた とどかないままで わすれられたさくらのき さいごのはなびら かぜのなかへ