変わりゆく世界 くつばこで眠るサンダルだして
季節は今日も足を揺るめず過ぎていく
ごめんね 私また頼りない子供の頃のまま
君の目をまっすぐ見られずにいた

言葉よりも確かで呼吸するよりも近くて
そんな想いを伝えてみたいんだ
ためらう足が踏み出すタイミングを固めてる
季節の裏側で

またひとつ君が何かを言おうとしてやめるから
私も準備してた答え言えないじゃない
向こうで酔んでいる友達の声に仕方なく
手を振って「またね」と背中を向けた

今さら君が好きなんて言い出せない
そんなに二人の距離がもどかしいよ
ため息こぼれないように防波堤の上に立ったら
風が優しかった

このままずっと季節見送るままで君は平気なの

言葉よりも確かで呼吸するよりも近くて
そんな想いを伝えてみたいんだ
あともう一歩踏み出すタイミングを固めてる
季節に追いついて

ずっと一緒にいれるように刹那さ振り切れるように
ちゃんと君の胸手伝えるからね
ありったけの勇気抱えて防波堤の上に立ったら
風が眩しかった