12時を過ぎたら街を出よう
頼りない声であなたが言う
どこに行くの　どこかへ行こう
どこかいいの？どこかな

レンズの壊れた草原
曇って見えない明日と今日
何か見えた　何にも見えない
何を見てた　何かな

今ざわめく街を背に森を走るよ
どんなに不安でも後ろは振り返らない
もし「帰りたいよ」なんて弱音吐いたら
眠りの森に私を置き去りにしてもいい

偽者の地図に失くした自信
また狂い始めた妄自信
街が見えた　もうすぐそこに
森を抜けた　まだかな

今幻想に終われるように森を走るよ
どんなに痛くてもこの手はもう離さない
もし「帰りたいよ」なんて弱音吐くなら
眠りの森に私を置き去りにしてほしい
置き去りに..置き去りに..置き去りに

今明かりに怯えるように森を走ろう
擦り切れた両足　いばらの道が駆けてく
もし「帰りたいな」そんな弱音吐くなら
眠りの森であなたを永遠に眠らせる
終わらせる、忘れてもいい