らんのはなをめでるように あなたのしたが よびつづけたわたしの なまえはいつわりだったの あんやくするかげに こころをうったおんな どんないのちもくさばなのように ちらすつめたいゆびをもつの たったひとつ こわいものがある このてをくるわせるはこい むなもとかくしたどく またひとよためらわせ なぜあなたはうたがいもしない やさしいまなざしなの だめこれいじょうみつめないで だきしめて ただふたりおどりましょう わたしがくろいてぶくろ しずかにはずすまで よごれたこのまちで ゆいつうつくしいよあけ かがやくひかりうけて うまれかわれたらいいのに げきどうのじだいは ひとびとのじんせいを まきこんでいく きしむはぐるま とめることなどできないのよ もうひとつも こわいものはない このてがゆらぐのならこい こいしたそれがあかし くつもとへおちるびん もしへいわというよのなかなら しあわせめぐらせていくあい あいするだけのために いきられた でもここでおどりましょう けしておわることない さいごのわるつを いまあなたが わたしのてをとり ゆびへとはめるものは あかまっかな あさやけとおなじいろのゆびわなの ああどうして きづいていたでしょ つよくていけないひと だめこれいじょううごけないわ だきとめてあとすこし このひとみが あなたをうつしたまま しずかにとじるまで