かなわなくていいから願わせて

永遠に雛鳥でいたいのに
生もうは白くなって心は未熟だって
責任で羽根作ろう不力が
違う色に沈むことを許さない

普通とは規罰の寄せ集め
ずっと君はそのままで百点
映るのは水面に見え隠れしてる
大立つの羽休め

旋律は僕が律動は君に
大丈夫もう飛び方は知ってる
一つ呼吸をして
どうせなら立つ鳥後を逃せ

旅鳥よ世界を舞い渡れ
言葉も国も色も血も声
もう一度一つになれるように
かなわなくていいから願わせて

泣いたりするよ生きていく限り
泣いたりするよ君がいる限り

自分の代わりなんていくらだっている
この広い頃で
迷わずにつがいになれたのは
君と僕だったからだ

顔も名も残らない悪戯の未開拓地
初めて羽を伸ばし笑えた気がした
上手く呼吸はできない
それでも構わない

いっそ羽う鳥を飛ばす勢いでいつか
古すも世界も全てを愛せたら

見つけてよ手を取ってよ
踊ってよ名前を呼んでよ

折れた翼を引き裂く時は
地球の裏側だって飛んでくよ
誰も認めてくれなくたっていい
重ねた傷跡を夢と呼ばせて

旅鳥よ世界を舞い渡れ
言葉も国も色も血も声
もう一度一つになれるまで
大好きの続きを奏でさせて

泣いたりするよ生きていく限り
泣いたりするよ君がいる限り