見つけたんだよ
幸せってやつを
君がいない世界で僕は
それはきっと当たり前すぎたから

いなくなって初めて気付くことなんだね
不安な夜は抱きしめ合って
雨の日は傘を差して
同じ道を歩けるそれこそが

幸せってやつだったんだろうね何度でも
言葉にしてみせるよ
君が僕のこと忘れてしまったとしても
また胸の奥で

交わした約束が響き合うように
ああ、目を開ければ
君のいない世界が始まる今でも
まぶたの裏側散らつく雨の中いつだって

君がいるんだ　滲んだ世界で君が笑う
見つけたんだよ
僕が生きる意味を
君がくれた世界の中で

たった一人
君を想うだけで
あんなに輝いて見えたんだ
くだらないことで

いつでも笑ってくれた
君のその笑顔が今では苦しい
思い出の棘が胸に
鋭く刺さって抜けない

ズキズキと脈打つ
痛みが君を覚えている
ああ、二度と出会えない
君がいた世界を探す

今でも心の裏側
眩く思い出が
消えないままリフレインしている
ああ、目を開ければ

君のいない世界が始まる
今でもまぶたの裏側
止まない雨の中で
いつだって君がいるんだ

滲んだ世界で君が笑う
探してみるよ
幸せってやつを
君がいない世界で僕は

傘になって誰かの悲しみを
受け止めてあげられるように