ちぎれたこおりのかけらが
つむいだシルクのかぜにゆれながら
ぎんいろにそらをそめてまいおちる

きらびやかにざわめくまち
このきせつのそらがぼくにはせつなくて
ときがすぎてわすれられる
おもいでなんてひとつもなかった

ほほえむきみのいたずらなひとみやきついたまま
おもいだけをのこしてはなれてく

きみをもとめてもとどかぬおもい
しんじてもかなわぬねがい
わかってるはずなのにまちつづけた
あのやくそくだけはたれずなまま
ながれゆくきよしこのよるに
きみのおもかげをずっとだきしめて

こよいまちはけがれもなく
まっしろにかざられてあしあとみうしない
あの日きみとみあげたそら
しりうすさえもいまはもうみえない

しろゆきがまうきせつにはふたり
またこのばしょでかわしたやくそくはそのままに
きみをもとめないもうねがわない
もどらないもうわすれたい
きみとすごしたひびはとうく
ちぎれたこおりのかけらが
つむいだシルクのかぜにゆれながら
ぎんいろにそらをそめてまいおちる

おもいではのこるけど
おもいはうすれていく
きっとそんなもんさ

きみをもとめてもとどかぬおもい
しんじてもかなわぬねがい
わかってるはずなのにまちつづけた
きみをもとめないもうもどらない
ねがわないもうわすれたい
きみとすごしたひびはとうく
ちぎれたこおりのかけらが
つむいだシルクのかぜにゆれながら
ぎんいろにそらをそめてまいおちる