ゆうひが まどのむこうで
おともたてず ゆっくり
しずんでゆくけしきにむねが
わしづかみに ぎゅってされた
ちいさなゆめ かかえながら
つまづきころんで
ひざをすりむいた あおいなつのひ
あざみのさく (こみち) をぬけて
(せみしぐれ) のなみ おいかけてた
やけにゆうきがにじんでいたのは
いつかのなつもよう
しずかによみがえる このむねに
さいきん、わすれていたな
たちどまってみること
はぐれたくもみたいに ぼくは
まちと (ひと) にながされていた
すいさいがで (か)いたような
ゆうぐれのなかを
ぼくははしってた あおいなつのひ
あざみのさく (こみち) でいまも
(せみしぐれ) はまだきこえますか
あの日にはもうもどれないけれど
いつかのなつもよう
こんど、あいにいこう
あいにいこう
ひとみとじてみあげたそらを
かけてゆくかぜは わすれかけた
あおいなつとおなじにおいがして
えがおがこみあげる
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