迷い込んだトラップとモンスターの巣窟に
どれだけ立つだろうか まだ見当らない
どうしようにも不鮮明な洒落好きだらけ
渇いた体と裏腹しめった迷宮

どうしたらいい？ ねえどうしたらいい
誰もいないここで過ごるように呟く

きっと斑に咲く薔薇の赤に勝った証が
躍った怪奇 たった一つ待った解答
探し続け 足を進め ずっと夢見た
この目も覚めそうで

微睡むほどに変化のない
この場所に宿るただ一つの
見えない敵が出口を開く
鍵となると知って

心臓が騒ぐ微かに響き渡る息の音
耳を澄ませ
僅かにズレる隙間が生まる
その刹那

誰もいないここで優つように叫ぶ

ずっと遥か彼方途方なく諦めかけてた
願ったこと祈った未来 やっと見つけた
崩れかけの足で向かう
もう迷いはないから
ただ歩め
斑に咲く薔薇の赤に勝った証が
躍った怪奇 たった一つ待った解答
止まった時間も腐った両手だって
動き出すそうだろうエネミー

覚めゆく体に従って
そろそろここからお別れしよう