どうしてこんなにここはくらくさみしいの
行方知れぬ流れ迷いうれわしく

何度も同じように夢浮く橋に来て
今度こそ本当の終わりが聞こえた「さようなら

儚く散った色取り取りの張り詰めた心叫んで
八百万の紅散りぬる恋と震える身体は沈んで
すべて消えてなくなればいい

長き契り結ぶ一人清明へ
覆う羽を広げ今に飛び立とう

はんなり彩る水面に激しい風が吹き
燃えゆく絆は二人に絡んでちぎれてく

穴立つ風は髪を乱して私の心を奪った
時を止むらう鐘の音だけが現実に戻すのならば
すべて幻になればいい

儚く散った色取り取りの張り詰めた心叫んで
八百万の紅散りぬる恋と震える身体は沈んで

穴立つ風は髪を乱して私の心を奪った
時を止むらう鐘の音だけが現実に戻すのならば
すべて幻になればいい