もゆるつき みちのはて
ともるぼんぼりに ゆりゆられ
うたえ、おどれ
こよいはうたげ まつりのたいこがなるしらべ

けさのまよいことば
うつしよにべにをさす
むねこがしたたび なさけも
いまやわするころか

せっぱいまだ このみは
さとるにはよいのくち
わするものか
わするまいぞ
といたおしろいにかくす

しからばあばよ ひとはだれもひとり あそびのこまなれど
ながしたあん なみだのこころは
うつりゆきゆかぬ

さきみだれ、まいおどれ
あなたのぼんぼりが ゆりゆれる
こよいのめや うたえや よいのはて
さむるものか
さむるまいぞ
ならすおんでこのばちみだれ
こよいつきはみなとうとうと みちるいざよいのうたげよ
おどれ ひのでがさすまで

であうとものすがた
かなたよりきたるあり
ともすれば、これもいちえか
こころあらかじめた

きたはったけんかごま
ならせはやしのつづみ
やぶるるものか
やぶるるまいぞ
わらべごこちにこたえる

つきらばままよ いざみなげもいとうことなくくいもなし
あるいはこれこそがはて
ならこどうのたかなる

ちりぬるは
かのゆめか
わがよぞてんげんのつねならむ
こよいいろは におえどつきみれば
やむるものか
やむるまいぞ
ごぎょうべんてんのすそみだれ
こよいゆめはみなこうこうと もゆるかたときのいのちよ
うたえ ひのでがさすまで

かたることば
ゆえかたれどぜひもなく
うたうことは
ゆえいわねど みをよせぬ
いざあかくるまで こよいはうたげ
にどのないせつなのしらべ

はぐれたひとはいまいずこか かぜのたよりもわからねど
ながしたあん なみだのこころ
はよかぜにさまよう
さるひとをおもう

ながむれば あまのがわ
あまたのぼんぼりが ゆりゆれる
こよいのめや うたえや よいのはて
さむるものか
さむるまいぞ
ならすおんでこのばちみだれ
こよいつきはみなとうとうと
みちるいざよいのうたげよ
おどれ ひのでがさすまで