青白き螺旋が静かに浮かび目覚めるゆらりゆらりと
刻まれた使命は過去と未来を無にする
記憶にはなく記録されたあなたの
顔この手が抱いた幻夢の中で
私に心があればよかったのに
罪なきあなたを悔やめてしまう

母を見て戸惑い佇むその時
が命の終わりを告げるのでしょう
濡れた髪したたる雫を払い動き出す
この顔と体は偽者同じ声
で我が子の名前を呼んで誘い出した誰か止めて
あなたの瞳が私を映したなぜ
に愛しいと感じてしまうの

貫く銃弾私の心の
奥に咲いているこの白き薔薇が
あなたを守れと最後に人形から
私を母にしてくれたのでしょう
愛夢希望全ては消えていく